「もう、いいよ」安倍首相に伝えたい、たった一つの言葉
現代日本の末期症状
■「第二の敗戦」
もはや、売国奴ですらない。
国土に熨斗をつけて献上するのだから、献国奴である。
安倍が北方領土を放り投げようが、沖縄県民を敵対視しようが、いまさら驚かないが、こんな絵にかいたような国賊を支持する日本人がいることが、本当に恥ずかしい。これは第二の敗戦だ。結局、日本人は反省しなかったのである。
テレビ番組に出演した安倍は、加計学園理事長の加計孝太郎とゴルフや会食を重ねていたことについて、キャスターの星浩から「学生時代の友達でも、金融庁幹部とメガバンクの頭取はゴルフをしてはいけない(だろう)」と追及されると、安倍は「星さん、ゴルフに偏見を持っておられると思う。いまオリンピックの種目になっている。ゴルフが駄目で、テニスはいいのか、将棋はいいのか」と言い出した。
ここまでくると、安倍には悪意すらないのかもしれない。
われわれの社会は、究極の凡人を総理の座に担ぎあげ、6年にわたり放置してきた。
その結果が、現在の日本の惨状だ。
恥を知らない国は滅びるしかない。
では、こうした状況下において、われわれはどのように生きるべきなのか?
先日刊行した『もう、きみには頼まない 安倍晋三への退場勧告』では、日本社会の病の根について、いろいろな角度から考えてみた。また、ジャーナリストの菅野完氏との対談では、「安倍化する日本、橋下化する社会」と題して、現在の日本の末期症状を描写した。
安倍晋三に伝えたい言葉は一つである。
「もう、いいよ」
(敬称略)